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2006 12,05 23:52 |
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幼少の折、それほどでもないけど何となく欲しいものランキングに
変速機付き自転車と並んで上位常駐だったのが「金色の絵の具」。 なんか黄土色の絵の具にキラキラパウダーが混入してるアレです。 地元は祭りが盛んだったので、毎年時期になるとそれを題材とした絵が宿題に出ました。 金色装飾が眩しい祭御輿を描くには金色絵の具が必要不可欠、と、当時は思っていたわけです。 結局手には入りませんでしたが・・・ そして時は流れて、ふと考えた。 最近のディスプレイは1677万もの色を表現できるそうな。 てことは、当時手の届かなかった金色も表示できるのでは無かろうか、と。 1677万という数字はRGBの3色にそれぞれ3ビットずつ割り当て、 計24ビットで表現できる色数。8ビットは2の8乗、256階調なので、 256×256×256=16,777,216 となります。 一般的にはフルカラーと呼ばれ、人間の識別可能な色数より多い数だそうです。 てことはこんだけ数があるんだからRGBスライダを適当にいじれば、 お目当ての金色も表現できるはず。早速試してみる。 ・・・んー、黄土色は出せるんだけど、金色はでないなぁ。 そういえばHTMLタグのフォントカラーで"gold"が指定できたはず。 このブログはタグ挿入OKなのでちょっと試してみましょう。 ■ ←font color="gold" ・・・んー、これって金色? カラーピッカーで測定してみると#ffd700という値。 やや赤みの強い黄色といったところ。うむ、光らないね。 ・・・いや、ちょっと待った。 少し冷静に考えてみよう。 そもそも光るわけ無じゃん。 金=光りモノ。 つまり反射で光ってるように見えます。 拡散反射じゃなくて、鏡面反射。 カッコ良くいうと映り込み。 しかしながら、現行のディスプレイはピクセルごとに 任意で反射率を変えるような芸当はできません。 てことは単色でキラキラ光る金色を表現することは不可能。 そういえば例の金色絵の具も、絵の具の中に キラキラパウダーが練り込まれてるではないですか。 要するに、金色を表現するには形状色のほかに 光沢などを別色で追加しなければならないってこと。 いうのは簡単ですけど、映り込みまで考慮するとかなり難しいです。 金色っぽい塗りを表現したいなら、「ゴルドラン」とか「アカツキ」で イメージ検索してみると参考になるかもしれません。 ↑左:形状色"gold"(#ffd700)、光沢や反射等の値はすべて0の球。 右:光沢、反射、バンプなどいろいろ設定して金塊っぽく調整した球。 3DCGだと反射とか勝手に計算してくれるのでラクですね・・・ PR |
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