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2006 12,20 23:58 |
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ヒト型二脚メカを考えるにあたって、まず大事なのが脚。
脚あってこそのヒト型であり、ヒト型メカの半分は脚できているいっても過言ではない。 実際、ガンプラ作る時でも脚2コ作るのはなかなか面倒ですし。 そしてその脚部と胴体の接合点となるのが股関節です。 股関節は上体の重量を支えたり、左右の脚の支点になったりと、 あんまり目立たないけどなかなか重要な部位なのであります。 そんなこんなで、最近常々気になってた股関節の話。 まず股関節とひと口にいってもいろいろあります。 代表的なものとして1/144スケールのガンプラなどで多いのは ↓ こんな感じ。 横方向に突き出したボールジョイントに左右から大腿部が刺さるというもの。 他パーツの干渉がない状態なら、脚の可動範囲は前後に±90°くらいと極めて良好。 しかもボールジョイントの性質上、多少ならひねる動きも可能と実に合理的です。 ところが、困ったことに前後は問題なくとも左右方向の開脚が困難だったりします。 また、小型軽量なプラスチックモデルならあまり問題になりませんが、 十数メーター数十トンあるガンダムの上半身を支えるとなるとなんだか心許ないです。 そこでヒト型の基本(?)に立ち返って人間の骨格標本を参考にしてみます。 ↓はPoser6に付属してた骨格モデルです。 前 後 一見ガンプラ型と同じように見えますが、 こちらは大腿骨の上に骨盤が乗るような感じになっています。 さすがは地球生物の最終進化系、なかなか興味深い形状です。 さり気ないアーチ型にセンスを感じます。 そういえばセンコロのヴェントゥーノIIもこんな感じですね。 自立するための脚じゃなさそうですけど。 ここで注目したいのが、ガンプラ型の特徴だった、 左右に突き出たボールジョイントが存在しないこと。 代わりに大腿骨側にそれに類する突起が存在してます。 それを参考に作り直したのが↓コレ。 アレイ型のジョイントを挟んで大腿部以下の可動範囲大幅アップ。 アーチ型で圧力も分散、ついでにダンパの役割も兼ねてくれそう。 ガンプラのマスターグレードモデルとか既にこうなってそうな気もしますが、 今手元にあるMGモデルはボールだけだのでよく分かりません。 資料用にパーフェクトグレードとか欲しいけど、さすがに高すぎますorz そういえば、ブリンスタのナゾ関節の正体はこれだったのかも。 PR |
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