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2007 01,13 23:59 |
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さて、日本でIT革命が提唱されてからだいぶ立ちました。
近年においても様々な分野で電子化が進んでおります。 カメラはデジカメに取って代わられちゃったし、 最近では放送電波までもがデジタル化されてるようで。 で、アニメ業界もご多分漏れずに影響を受けてます。 それを最初に実感したのは1999年に放送された 「ゾイド -ZOIDS-」というテレビアニメ。 過去にトミーから発売されたアクションキットをモチーフにしたアニメで、 簡単に言うとゾイドというメカ主体の冒険活劇。 そのゾイドを描くのに3DCGが利用されていました。 今ではさして珍しくもないんですけど、初めて見た時は感動モノ。 作画の負担を大幅に軽減しつつ正確な描画が可能。 まさにロボットアニメにはうってつけ。 逆に正確すぎてスーパーロボット系には向かないかもですが。 そして最近話題になった新海誠氏の作品も デジタル技術なくしてはあり得なかったでしょう。 氏の作品でまず目を引くのが背景美術。 ただキレイなだけじゃなく背景が変化するのがまたスゴイ。 背景画の上にセル画を重ねるという従来の製作法だと、 アニメーションできるのはセルに描かれた部分だけ。 例えばドラゴンボールなど昔のアニメでは、 吹っ飛ばされたヤムチャが岩にぶつかってその岩が崩れるシーンの時、 崩れる岩だけ何故か他とは色が異なるという現象を観測することができます。 それは崩れる岩をアニメーションさせる為に その岩がセルの方に描かれていることによって起こります。 セル画は色数が制限されてグラデーションも使えないため、 どうしても背景から浮いた存在になってしまいます。 逆にセルに描かれた主役が際立つという効果もありますが。 新海氏の作品はデジタルで一括して制作されており、 背景とキャラクタ間の隔たりがない画面ができてます。 場合によっては全体に対してフィルタリングも行えるので あの独特の空気感を出すのにも一役買ってるようです。 それだけで言い切れないのが氏のスゴイところでありますが。 んで、北海道地区でも先日放送された、 「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」っていうアニメ。 公式:http://www.ufotable.com/manabi/ 動画に不向きそうなキャラデザですけど、実にイイ感じに動き回ってくれます。 が、それ以上に気になるのは、キャラクタにグラデーションかかっとるがな。 髪とかほっぺとか目にグラデーション。 不確定要素が絡むので手書きの動画では難しかった手法です。 一体どの段階でグラデーションかけてるんでしょうか。 いやぁ、なかなか面白いことなってます。 放送地区でアニメに興味ある方は是非一度。 PR |
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